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おぐら屋

郷土玩具鳥取県岩美郡岩美町

因幡地方最古の岩井温泉の温泉街の一角に「おぐら屋」はあります。
約200年前に木地師(きじし)の小椋佐兵衛が挽物(ひきもの)を製作したのが始まりですが、その流れをくむ小椋家八代目により、従来の挽物に独創的なデザインと技術を加えて木彫人形十二支が作られました。全体を挽物細工で作り、泥絵具で彩色しています。

はこた人形工房

郷土玩具鳥取県倉吉市

江戸時代末期の天明元年(1781年)に創業し、以来、玩具を作り続けています。
張り子のおもちゃは、木型に和紙を張り、型から張り子を引き出し、下地に胡粉を塗り、染料や日本画の絵の具で着色し、膠(にかわ)で艶を出して作られています。
昔は子供の遊び道具として使われていた張り子ですが、近年ではインテリアとしても人気があります。
また、子供が怪我や病気をせずに無事に育ってほしいという願いを込めて作られています。

柳屋 YANAGIYA REPRODUCT

郷土玩具鳥取県倉吉市鳥取市

嘉久雛
鳥取県の玩具工房 柳屋(2014年廃業)田中夫妻の監修の元、地元の木工工房、染織工房や彩色協力してくださる方により嘉久雛を復刻することができました。
「嘉久雛 / かくびな」と言い、かくびなの「かく」は四角の「角」ではなく「嘉久」と言う字をあてます。めでたく喜ばしいことが、末永く続くようにという思いを込めて製作されていました。
柳屋さんが残してくださった功績を引き継げること、心から感謝しています。
嘉久雛 / 柳屋初代 田中達之助 考案
今後も田中夫妻の思いを引き継いで郷土玩具を作り続けられたらと思います。

信夫工芸店

郷土玩具鳥取県鳥取市

昭和21年(1946年)先代の信夫規安氏が創業し、木製工芸品、民芸品、郷土玩具などを製作。
昭和40年(1965年)から息子の賢太郎氏が継ぎ今に至っております。
十二支の玩具は県内の杉、檜材を使用しそれぞれの特徴を六面変彩に単純化し、どことなくモダンな絵付でかわいらしく仕上げた手づくりの郷土玩具です。
2代目 信夫賢太郎