みんぱくミュージアムショップにて取り扱いのご案内 3月28日 – 6月11日
国立民族学博物館 特別展示館にて開催
みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」
こちらの特別展に伴いみんぱくミュージアムにて “YANAGIYA REPRODUCT の張り子面”と”ko-maの郷土玩具PIN・マグネット”の販売していただいております。
猩々 YANAGIYA REPRODUCT
猩々
鳥取市を中心にして因幡の各神社の祭礼に行われる麒麟獅子舞は独特なものです。麒麟獅子は頭に一本の角があり、龍に似た長い面（顔）、金箔おきで、瞳は新月型です。歌はなく、笛と太鼓、スリガネにて、とてもゆるやかに舞い、幽玄そのものです。悪疫の入らぬように、猩々が導いて清めの舞を先に舞ってから獅子の舞いになります。獅子の舞い子も猩々も、共に紅木綿の上着、下着、ウコンの依り帯を締めています。
The Kirin lion dance performed during festivals of Inaba shrines around Tottori City is unique. The Kirin lion has a single horn on its head, a long face similar to a dragon, crescent moon-shaped eyes, and is decorated with gold leaf. There is no singing.
The dance is performed fluidly to the accompaniment of flutes, drums, and sleigh bells. It is very mysterious. The dance of the Kirin lion follows the dance of the Shōjō mythical primate to purify the path of the portable shrine and prevent epidemics. The Kirin lion and the Shōjō mythical primate wear red cotton coats, pants, and a turmeric-colored obi.
Yanagiya Reproduct
「柳屋」は鳥取県鳥取市にて1928年から2014年までの 86年間にわたり郷土玩具を作り続けた工房です。屋号は「柳に雪折れなし」という、ことわざに由来します。
初代 田中達之助は因幡地方の歴史や伝説を元に創作玩具を発表する一方、廃絶していた玩具の復元にも尽力し、妻 利子とともに研究と制作を重ねました。屋号を体現するような仕事は娘夫妻へと受け継がれ、張り子面や土鈴、木製人形など、50種類以上にも及ぶ多種多様な玩具が生み出されました。
2020年に始動した『YANAGIYA REPRODUCT』では新たな作り手たちが二代目 田中謹二・宮子夫妻にその手法を学び、柳屋の玩具制作に取り組んでいます。
